2012年1月は、第25戦闘機中隊(25th FS)の韓国でのA-10運用30周年の記念すべき年である。1982年1月28日最初の2機のA-10Aがオーサン空軍基地に到着し、それから30年が経過したわけだ。アメリカ本国の部隊と違い、揺れ動く朝鮮半島情勢に常に対応を迫られる飛行隊であり、この30年間に多くの試練もあった事だと思う。2012年1月からA-10を受領し始め、訓練機を含め26機のA-10Aが25th FSに揃ったのは、翌1983年1月だそうだ。少数ながら地上攻撃の専門部隊が配備されたことで、北の将軍様もケツに30o弾をぶち込まれないよう気をつけたはずである。
 2012年の年の初めに、朝鮮半島での米軍の即応体制を向上させるための大きな訓練ヘバリー・ブルドックに参加, 、月には三沢経由で12機のA-10Cがアラスカで行われたレッドフラッグに参加している。 
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25FS
離陸後 山を背景に北の方角に大きくバンク
2012年10月20日Osan ABのエアショー初日は何と2機編隊での離陸であったが、最初のフォーメーションは逃してしまった。
(2012)
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Wings
今年も最初の彼らとの出会いは横田OHであった。”51st OG”のシャドー入りレターのA-10Cが展示されたが、注目を集めたのはその隣に並んだ75h FSのシャークマウス付きのA-10であり,可哀そうに殆ど注目されない存在となっていた。
 さて 今年もオーサンに行こうということで悪友と相談して,10月20日キムチ国に向かった。今回は仁川国際空港を使い、バスでオーサン基地付近まで直行するルートである。某国からのソウル迄の直接渡航で、またもやレンズは可愛い300oショート(実は某国用に持ってきていたレンズ)。さてお天気はどんな様子だろうか・・・
写真下は、2012年8月18日横田基地に展示された51st FW、OS-651。乗降ステップ収納用の扉裏には死神のモチーフ。
6月のレッドフラッグに25th FSから12機のA-10が参加しているが、上写真のA-10C(79-0092、 78-0652、 80-0253、78-0632)の4機も参加機である。